日々プラットフォームの変更が特にアナウンスもなく行われているInstagram（インスタグラム）。
これまで使い勝手が悪いと大変評判の悪かった改行・段落についてもだいぶ改善されてきましたので、2016年9月現在の最新情報をまとめておきます。
【改行について】
・コメント欄で英語・日本語を問わずリターン（改行）キーを押したところが改行ポイントとして認識されます。
※以前は数珠つなぎになってしまいました。
※文頭に記号（※、━、— 等）が来る場合は改行がうまくいかない場合があります。
【段落について】
・段落については相変わらず空白行は無視されてしまいます。空白行を1行あけても3行あけてもでも空白行は無視されつまった状態になります。
※行間をあけたい場合は「.（ピリオド）」や「・（なかぐろ）」を使って改行ポイントを作る必要があります。
改行・段落の不便さについてInstagram（インスタグラム）側としては投稿データの軽量化・長文投稿スパム防止という狙いがあったようですが、
使い勝手のあまりの悪さにクレームも多かったとみえ、だいぶ柔軟なプラットフォームになってきました。
ビジネスでInstagram（インスタグラム）を活用するなら、
写真の見栄えの良さは当然ながら、文章の読みやすさ、レイアウトの美しさも
・文章をきちんと読んでもらう
・ユーザーの離脱率を減らす
上で重要な要素です。
今日は以下のサンプル文章を例に、Instagram（インスタグラム）でユーザーにとって読みやすく美しいレイアウトを実現する方法をお伝えします。
《サンプル文章》
——————————————————
なんだか秋めいてきましたね🍁🍂
当ホテル目の前の木々たちもほんのり色づいてきました。
気温差が激しかったり、何かとイベントも多いこの季節。
体調管理には十分お気をつけ下さいませ。
秋のしつらえ、旬の食材をふんだんに使ったメニューをご用意して皆さまのご滞在を心よりお待ちしております♪
━━━━━━━━━━━━
○○ホテル
△△県□□市1234-56
TEL 0120-xxx-xxx
━━━━━━━━━━━━
#秋
#autumn
以下ハッシュタグが続く
.
.
.
——————————————————
この文章をInstagram（インスタグラム）のアプリ内でそのまま打ち込むと下の写真一番左のような状態になります。
まあ、これくらいの長さの文章であればさして気にならないと言えば気にならないかも知れませんが、
もう少し文章の量が多くなったり、1段落が3行以上になるような場合は段落を作ってレイアウトを見やすくした方が
・文章をきちんと読んでもらえる
・ユーザーの離脱率を減らせる
というメリットがあります。
Instagram（インスタグラム）では今のところコメント欄の入力文字数の制限はありませんが、あまり長すぎるとそれもユーザー離脱の原因になりますのでご注意を。
サンプル文章を使って、できるだけ入力した通りのレイアウトを維持するには
EvernoteやNotes（メモ）等の外部アプリでの下書きがオススメです。
私の場合は、
・パソコン、タブレット、スマホのマルチデバイスで編集・閲覧ができる
・媒体ごと、カテゴリごとの原稿の管理がしやすい
という利便性からEvernote（プレミアム版）を使って下書きをしています。
上のサンプル文章をEvernoteで以下のようにレイアウトを組んでおいてInstagram（インスタグラム）にコピペ
というのが今のところ最も作業効率がよく、レイアウトの美しさを維持できる方法だと思います。（写真中央）
——————————————————
.
なんだか秋めいてきましたね🍁🍂
.
当ホテル目の前の木々たちもほんのり色づいてきました。
.
気温差が激しかったり、何かとイベントも多いこの季節。
.
体調管理には十分お気をつけ下さいませ。
.
秋の設え、旬の食材をふんだんに使ったメニューをご用意して皆さまのご滞在を心よりお待ちしております♪
.
.
━━━━━━━━━━━━
○○ホテル
△△県□□市1234-56
TEL 0120-xxx-xxx
━━━━━━━━━━━━
.
.
#秋
#autumn
以下ハッシュタグが続く
.
.
.
——————————————————
最初の行にも「.（ピリオド）」を入れているのは、
ユーザー名（アカウント名）のすぐ右横から本文が始まるのを避け、
上の図中央のように1行改行して本文がスタートするようにするためです。
また、本文とハッシュタグの間を2～3行あけて本文の終わりをわかりやすくすると
余計な情報をユーザーに読ませない気遣いが感じられて親切ですね。
どうしてもインスタの中だけで完結させたい！という方は、
一番最初の直接入力の際に「.（ピリオド）」や「・（なかぐろ）」を入れながら、または後付けしても上の写真一番右の状態にすることは可能です。
原稿の入力方法は人それぞれ好みで構わないと思いますが、
・きちんと作ってある投稿だな
・このお店・会社の投稿は読みやすいな
と好印象を持ってもらえれば「いいね！」やコメントなどのエンゲージメントにもつながっていくものです。
お店で、打合せ先でお客様に気遣うのと同じように情報発信の際にもちょっとした気遣いを。
以上、Instagram（インスタグラム）での改行・段落設定の最新情報まとめでした。
