Instagram（インスタグラム）に限ったことではありませんが、最近のソーシャルメディアには写真投稿機能がついています。
そして、文字だけの投稿よりも関連のある写真をイメージ的に掲載しておくと、読者からの反応がよくなるという結果も出ています。
Instagram（インスタグラム）のように、写真がメインとなるソーシャルメディアにおいては、
・「いいね」したくなるようなキレイな風景写真
・「いいね」したくなるような美味しそうな食べ物の写真
・「いいね」したくなるようなユニークなアイディアのある写真
であればあるほど反応は得やすくなります。
そこで今回は、写真編集機能が最も充実したアプリであるInstagram（インスタグラム）の編集機能の使い方の簡単な説明ついでに、
写真編集で押さえておきたい3つのポイントを解説します。
①中心点の調整
写真の印象で最も重要なのが「中心点がどこにあるか」「何を中心にその写真を撮っているのか」
が明確にわかることです。
でも、プロのカメラマンでもない限り持っているスマホやデジカメで最高の瞬間をとらえるのは至難の業ですよね。
そういう時は、あとから中心点をちょっとそろえるだけでグッと印象が変わるのでまずはここに気を付けてみましょう。
下のサンプル写真1枚目。一番左の写真が投稿写真をインスタグラムで選択した最初の状態です。
2つのグラスで乾杯していますが、グラスの位置がちょっと左寄りなのがわかりますね。
これをまず拡大＆位置調整してグラスが真ん中に来るように調整したのが中央の写真です。
さらに、乾杯している雰囲気をより高めるために Edit => adjust 機能で写真をちょっと傾けると
「カンパーイ！」という印象が強くなったように見えませんか？（写真右端）
②色・明るさの調整
2つ目に素人にとって難しいのが写真の明るさ。
私自身も普段写真を撮る時に特に照明器具などは使わないので、ほとんどの場合は明るさ不足の写真になってしまいます。
Instagram（インスタグラム）は、Filterをかけることで素人でもニュアンスのある写真に1タップで加工できてしまうのが魅力的な機能。
でも、Filterの使い方も注意をしないといかにも素人的な出来栄えになってしまいます。
今回は、青空の下で撮った写真なのに青空の色がキレイに出ていません。
そこでフィルターをかけることで青空の色がキレイに出そうな
Filter => Hudson を適用してみました。（下の写真一番左）
でも、なんだか全体的に青みがかり過ぎちゃったかも…ということで、
フィルター名「Hudson」をもう1度タップしてフィルターの強度を「40」まで下げました。（写真中央）
フィルターの強度を変えられるってなかなか気づかない方も多いと思うのでちょっと豆知識です。
あとは、空の明るさを維持しつつもメインの被写体であるグラスや液体、手がしっかり見えるように
Edit => Shadows という機能で暗い部分のみ明るさをアップしました。（写真右）
③全体のバランスの調整
これで写真の中心位置と色・明るさのおおまかな調整ができました。
あとは、お好みでよりインスタジェニックな写真になるように小ワザを使っていきます。
今回仕上げに使ったのは、
Edit => Saturation（彩度、鮮やかさ）=> 31
Edit => Brightness（明るさ）=> 9 ※次のVignetteを使うために事前に全体の明るさを再度調整。
Edit => Vignette（写真周辺部分に陰影をつける）=> 19
の3つです。
最後の「Vignette」は写真の淵の部分に陰影をつけてくれるので、写真がより引き締まってこなれた印象になります。
これを使うだけでもフォトジェニック感がグッと上がるので、まだ使ったことのない方は是非使ってみて下さい。
いかがですか？この3つのポイントをおさえるだけであなたの写真もインスタジェニックな写真に変身するはずです。
どのFilter、Edit機能を使うかは使っているうちに慣れてくる部分もありますので、まずは是非いろいろ試してみて下さい。
ちなみに、編集途中でオリジナルの状態と編集した状態を比較するには、
・写真を押すと編集前のオリジナルの状態
・手を放すと編集後の状態
が確認できます。
今後も別の素材を使って編集（edit）を強みとする株式会社editならではのInstagram（インスタグラム）の編集機能をご紹介していきますのでお楽しみに！
【今回の編集順序のまとめ】
- 最初の画面で写真を拡大してグラスを中央に移動する。
- Edit => Adjust 機能でグラスを左に傾ける。
- Filter => Hudson を適用して青空の色をハッキリさせる。
- 全体が青みがかってしまったので、Filter => Hudson の強度を下げる。
- Edit => Shadows で暗い部分のみ輝度を上げる。 ※既に明るさが足りている部分の輝度は維持。
- Edit => Saturation で全体の色の鮮やかさを上げる。
- Edit => Brightness で全体の明るさをもう一度上げる。
- Edit => Vignette で全体の印象を引き締める。
